「別居すれば、ひとまずラクになるはず」そう思っていた私は、正直どこか甘かったかもしれません。確かに、精神的にはすごくラクになった。でも、同時に「想像より現実はリアルだった」とも思いました。
この記事では、私が共働きで別居を選んだあと、何が一番変わったのか、何に戸惑ったのかを正直に書いていきます。
「これから別居しようと思っているけど、生活ってどう変わるの?」そんなあなたの参考になりますように。
共働き女性が別居後に直面する5つのリアル

お金の流れがすべて“自分の肩に乗る”
共働きだったとはいえ、
- 家賃
- 光熱費
- 食費
- 日用品
- 通信費
これら全部を自分ひとりでカバーするのは、想像よりもプレッシャーが大きかったです。
- 今まで“どれだけ甘えていたか”に気づいた
- 節約より、“収入の使い道の優先順位”が大切だった
- 「使うお金」が減るというより「考えること」が増える感じ
“話し相手”がいない静けさが、時に孤独になる
夫婦関係が冷え切っていたとはいえ、日常のちょっとした報告や独り言に反応がある環境から、完全に一人の空間になると、“無音”がやけに響くようになります。
- 「今日、こんなことあった」って言う相手がいない
- 夜の静けさが逆に落ち着かない
- 鏡越しに「私、大丈夫かな?」とふと思うことも
- 自分の内面と向き合えるようになった
- 誰にも気を遣わず、好きな音楽・香り・生活リズムで過ごせるように
- 本当に“自分のための時間”が戻ってきた
日常の判断がすべて“私基準”になることの責任
どんな家に住むか、何を食べるか、何時に起きて何を優先するか。
誰にも指示されない、代わってもらえない。全部“私の選択”になるという現実。
最初はちょっと怖かったけれど、そのうち「私って意外とちゃんとやれるんだ」と思えてきます。
「仕事を理由に逃げる」ことができなくなる
共働きだからこそ、以前は“忙しさ”を言い訳にして
- 家庭の問題に向き合わない
- 感情をごまかす
- 先延ばしにする
…ことができていたんだと気づきました。
別居して、目の前にあるのは「自分だけの暮らし」。ごまかしが効かなくなる分、自分に向き合う時間が否応なしに増えます。
気を張る時間と緩める時間の“境目”がなくなる
夫がいた頃は、
- 朝はちょっと緊張
- 夜は多少なりとも空気を読んでいた
でも、今はすべて自分のペース。時間の使い方が自由になる一方で、“オンオフの切り替え”があいまいになるという変化もありました。
- 朝のルーティンを決める
- 小さくても“出勤・退勤”っぽいアクションを入れる(着替える、散歩など)
- 生活の区切りをつくることで、自分のリズムが整いはじめました
別居後に「意外と困った」現実リスト

現実 | ひと言メモ |
---|---|
書類や契約変更が意外と多い | 住所変更・銀行・保険…地味に面倒! |
家電や家具が足りない | 最初は最小限でOK。生活しながら整えていく |
食事の栄養が偏る | コンビニ+冷凍より、1日1回だけでも簡単自炊が◎ |
家にいても安心できない時がある | スマートロックや防犯アプリが役立つ! |
別居を選んだ共働き女性に伝えたいこと
✔️ 完璧じゃなくていい
✔️ 最初は誰でも不安
✔️ でも、確実に「自分らしくなれる瞬間」が増えていく
まとめ📌変わるのは生活。でも、変えられるのは自分
別居して気づいたこと。それは、生活が変わるだけじゃない。思考と感情のパターンも変わっていくということ。
💌ご質問・ご相談は、お問い合わせページからどうぞ。「ひとりになって初めて、自分がどれだけ頑張ってきたかに気づいた」そんなあなたの再出発に、少しでも寄り添えたら嬉しいです。