夫のスマホをたまたま見てしまった。そこには、女性とのやり取り。でも――
「スクショはある。でも…これって証拠になるの?」そんな不安を抱えている方、多いのではないでしょうか。
実は、LINEのスクショは立派な証拠になり得ます。でも、“ある条件”を満たさないと、証拠として弱く扱われてしまうこともあるんです。
この記事では、LINEのやり取りが
✅ 証拠として使える条件
✅ 有効な保存方法
✅ よくある注意点
✅ 裁判や調停での扱い方 を徹底解説します。
LINEのやり取りは証拠になる?効力の基本
結論から言うと、LINEのスクショは証拠として“使えます”。
ただし、次のような条件をクリアしているかどうかで、証拠としての“効力の強さ”が変わってきます。
✔ LINEが証拠として有効になる条件
条件 | 内容 |
---|---|
本人のやり取りであることが明確 | 名前・アイコン・過去の会話などで“夫本人”と分かるように |
肉体関係を連想させる内容がある | 「昨日の夜は楽しかったね」など、不貞行為を想像させる表現 |
日付・文脈が明確に読み取れる | 会話の流れややり取り日時が分かるように保存されている |
改ざんされていない | 編集・加工なし。原本性がある状態で保存されている |
📱LINEスクショの保存方法は「スクショ+バックアップ+書き出し」

スクリーンショットで複数枚保存(全体の流れを残す)
- 会話の前後関係・流れ・やり取りのトーンも見えるように
- 「該当部分だけ切り抜く」のはNG。会話の連続性が失われると証拠力が落ちます。
PDFや印刷で物理的にも保管
- 証拠は「目で見える形」にしておくと安心
- iPhone/AndroidどちらもPDF保存が可能(※スクショアプリの活用も◎)
クラウド or USBでバックアップ
- LINE Keep/Googleフォトだけでは危険(削除される可能性あり)
- Dropbox/Google Drive/iCloud Drive+USBメモリの“分散保管”がベスト
注意点⚠証拠として扱われなくなるケースも…

加工・編集された画像
- 加工されたスクショは「改ざんの可能性がある」として無効扱いになることも
- 画像の“Exif情報”(撮影日時・機種など)を消さないのがポイント
本人のスマホを“無断で”開いて保存
- 配偶者間でも、パスコードを突破してのアクセスは「プライバシー侵害」になる可能性あり
- ※ただし、「偶然開いて見てしまった」「家に置いてあるスマホで見た」などはグレーゾーン
証拠の内容が曖昧
- 例:「昨日楽しかったね〜💕」→ 何があったか不明確で弱い証拠
- 「今日は泊まりに来てくれてありがとう」など、より具体的な文面が有効
👩⚖️調停・裁判での扱い方と補強のコツ

単体では不十分。他の証拠と組み合わせるのが鉄則
LINEだけだと「親しいだけ」「冗談で言った」と言い逃れされることも…。
補強できる証拠の例
- ラブホテルや宿泊施設の領収書
- GPSや行動履歴(探偵調査)
- SNSやメールなど、他媒体での証拠
- 会話録音(不貞を認める発言など)
弁護士への相談時も「時系列」でまとめておくとスムーズ
「2024年4月1日:◯◯というLINE/4月5日:帰宅が深夜2時」など
→ 日記形式で一緒に提出すると、証拠の信頼性が高まります。
体験談💬LINEはあった。でも“使える状態”じゃなかった…
私も最初、夫のLINEをスクショして「これで勝てる」と思っていました。でも、弁護士さんに言われたのは――
それは、
- 会話の途中だけを撮っていた
- 相手のアカウント名やプロフィールが映っていなかった
- 前後の文脈が分からず、“何の話か曖昧”だった
…という理由から。
でも、ちゃんとやり直しました。全体のやり取りを保存して、補足資料を整理して、ようやく「これなら通用します」と言ってもらえたんです。
まとめ📝LINEは武器になる。だからこそ、丁寧に扱って
チェックポイント | やった? |
---|---|
肉体関係を想起させる内容か? | □ |
スクショは連続して保存できているか? | □ |
相手の情報(名前・アイコン)が見えるか? | □ |
PDFやクラウドで保存しているか? | □ |
他の証拠と合わせて使える状態か? | □ |
もしも、自分一人では難しいと思ったら…スポットでも手伝ってもらうと、とても楽になれます。相手の行動を知りたい場合、GPSの貸し出しサービスを利用するのも手です。
おすすめのサービス
- 📌探偵社の無料一括見積『浮気・不倫調査の匠』
→ 私が使ったサービス。しつこくされず相談でき、料金相場が分かった。 - 📌GPS記録ツール(浮気調査特化)|レンタル可
→ 自分で調査したい人向け。スマホに残らないログ保存が便利。

💌ご相談・ご質問は、お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。
LINEは、身近だけど強い証拠。でも、使い方ひとつで“ただのメッセージ”にもなってしまう。あなたの未来のために。今日から、きちんと残していきましょう。
「この内容だけだと、不貞とまでは言い切れませんね…」